大阪堺市出身!国家の安全保障や国益優先の信念を貫く行動派!

日本のこころを大切にする党 西村眞悟

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眞悟が征く

平成14年3月28日掲載

この連載の最後に、「国力」について述べる。価値力、経済力、国防力の三つが国力を成り立たせる三要素である。経済力のない国に、国力はない。しかし、価値なき経済力は猿にカネを持たせるのと同じである。国防力なき経済力は略奪される。また守るべき価値のない国防力は無意味である。結局、国力においても、目に見えない価値を前提にして経済と国防が意味をもつのだ。従って、政治の責務は、この国力の三要素を総合増進して調和を保つことにある。この責務を果たすための戦略を国家戦略という。

では、戦後政治は、この責務を果たしてきたか。言うまでもなく、ノーである。戦後憲法体制は、祖国の価値に目を向けることを危険視し、国防力を敵視したからである。よって「戦後日本国家」は、経済力のみ突出して調和を欠いた姿となった。つまり、我が国にあるのは、価値なきカネ、力なきカネである。従って、この国家での名宰相は、特異な集金能力と行動力で選挙区へ公共事業を集中し得た人物となる。そして、未だにこの人物のミニチュア版が暗躍し、この度は領土をロシアに売り、拉致された国民を北朝鮮に売って、利権を漁っていた。また、中国はアメリカには媚びへつらい、我が国には無礼にして居丈高なのはなぜか。

我が国は世界最大の援助を中国に貢ぎ、アメリカは一ドルの援助もしていないのである。その理由は、アメリカには力があり、我が国には無いからだ。

国力を三要素の調和と考えれば、戦後の我が国が如何にいびつな国家かが分かる。政治腐敗や売国奴や反日的左翼は、このいびつさを土壌として絶え間なく再生産されている。従って我が国の政治の真の責務は、我が国の価値力と国防力を育成し経済力と調和させることにある。経済力は、国民の自由な経済活動領域を確保することによって増強できる。しかし、価値力と国防力は政治の主体的自覚的な取り組みが必要である。

よって、衆議院議員の使命は、「祖国に対する愛」を世代を越えて伝える力のある教育の再生と、その祖国愛の故に底力のある国防力の建設である。私が、北朝鮮に拉致された日本人の救出に取り組み、我が国固有の領土である東シナ海の尖閣諸島を視察したのもこの使命からである。我が国の国力の調和を確保するまで、この努力を怠ってはならない。

では、日本国とご皇室のいやさかと、読者のご多幸を祈ってこの連載を終える。